過敏性腸症候群

過敏性腸症候群

朝、通勤電車に乗ると急にお腹が痛くなったり、授業や会議中になるとお腹が痛くなる場合が無いでしょうか?
結果、便意に襲われてガスを我慢しなければならない状況に陥ります。
特に器官に異常が無いにも関わらず、この様な症状が現れる人が最近多くなっています。

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過敏性腸症候群とは(IBS)


上のような症状を過敏性腸症候群と言い、不規則な食生活や日常生活、そしてストレスが主な原因とされています。
珍しい病気ではなく、日本人口の1〜2割がこの症状を持っていると統計に出ています。

若い人からお年寄りまで幅広い年代層で存在し、特に女性に多く見られます。
トイレに行くのを我慢しなければならないと言うストレスから、ストレスが更に溜まり最悪、学校や職場に行きたくなくなる人も出てきます。

ストレスが及ぼす影響


過敏性腸症候群の主な原因と考えられているストレス、そのストレスは私達の体にどの様な影響を与えるのでしょうか。
ストレスが溜まると、自律神経のバランスが崩れます。

腸は感情と自律神経の影響を非常に受けやすく、腸管運動は自律神経によってコントロールされています。
腸は一定の運動を行い、収縮を繰り返して消化吸収を行っているのです。

自律神経が崩れると言う事は腸管運動も崩れてしまい、便秘や下痢、腹痛と言った症状を引き起こしてしまうのです。
更に、頭痛や動悸、自律神経失調症など様々な病気に発展する恐れもあるのです(逆にこれらが原因になる場合も)


過敏性腸症候群のタイプ


症状によって、過敏性腸症候群は次のタイプに分類されます。

下痢型

寝起き直後や朝食後、緊張するとお腹が痛くなって下痢を引き起こすパターン。
電車に乗るとお腹が痛くなると言った例も多く見られます、男性の殆どがこちらにあたります。
いつ便意を催すか分からない為、常にその心配をしなくてはならなく不安になります。
また、長期間の下痢にも関わらず痩せてこない事が多いのも特徴。

便秘型

女性の殆どはこちらに該当、その名の通り便秘の症状が現れる事。
トイレに行ってもウサギの糞の様に小さなものしか出ず、お腹が張って苦しく感じます。
休日や帰宅後など、リラックス状態には表れないのが特徴。

交替型

便秘型と下痢型の症状が交互に現れるパターン。

過敏性腸症候群の治療

上記では過敏性腸症候群の症状や主な原因について紹介してきました。
ここでは治療方法、自己診断、対策について紹介していきます。

治療方法


精神科の前に、まずは消化器科や胃腸科で診察してもらいましょう。
原因を分析して、生活指導・食物療法を行います。

ここでの目的はストレスと言う大きな原因を改善する事です、それに加えて下痢や便秘等の症状を緩和する薬を使って治療します。

精神的な要因が強い場合は、効うつ薬など神経系の薬を処方するケースも存在します。

自己診断


もしかしたら、自分は過敏性腸症候群かも・・と心配な方もいらっしゃるかもしれません。
次の項目で半分以上該当した場合は、過敏性腸症候群の疑いがあります。

  • 便意はあっても少量しか出ないor全く出ない
  • 腹痛に伴って下痢や便秘が起こる
  • 深夜や休日には症状が出ない
  • 下痢などが続いているにも関わらず、体重は減らない
  • 血便は殆ど無い
  • ガスが溜まっている感じで、お腹が張り気味である
  • 最近ストレスが溜まっていると思う
  • 神経質である
  • 新しい環境(入学や就職)をしたばかりである
  • 便に粘膜が混じっている

過敏性腸症候群への対策


再発や掛からない為に、次の点に気をつけましょう。

ストレスを溜めすぎない

自分ではストレスなんて無いと思っていても、ストレスは無意識の内に溜まっているものなのです。
無いと思っている人も、ふと思い返すと仕事やプライベートが上手くいっていない事が思い当たるはずです。
ストレスの蓄積を防ぐ為にも、運動や趣味を持ってストレスを適度に発散する事が重要となってきます。
几帳面で内向的な人が掛かりやすいので、1人で悩まずに相談出来る相手に自分の思いを打ち明けてみると良いでしょう。

規則正しい生活習慣を送る

暴飲暴食、早食い、冷た過ぎたり熱過ぎる料理やタバコ・アルコール類は避けましょう。
勿論、今まで摂取していた物を急に止めるのは困難でストレスの原因にもなりますので、少しずつ量を減らしたりする様に努力します。 下痢気味の場合は食物繊維を控え、逆に便秘なら摂取する様にします。

疲労は溜めずに適度な運動を行って、体を冷やしたりしない様に心掛けましょう。
また、行きたく無くても食後には必ずトイレに行き、食後のトイレと言う習慣を身に付けるようにしましょう。


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